2017年4月 - 2020年3月
分解機構に基づいた新規生分解性制御プラスチックの創製
科学研究費補助金・基盤(C) 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
石油由来のプラスチックによる海洋汚染が世界的問題となっている。その中で自然環境中で分解し水と二酸化炭素まで分解できる生分解性プラスチックが注目されている。本研究課題では、我々が新規に開発したバイオプラスチックである乳酸コポリマー[P(LA-co-3HB)]の乳酸(LA)と3-ヒドロキシブタン酸(3-HB)のポリマー分子チュノ両モノマー組成と環境微生物による分解性を評価した。
初めに乳酸コポリマーの微生物生産法を検討し、乳酸分率を制御した培養方法を確立した。得られたコポリマーをフィルム化して環境中での分解を評価するとともに、分解に関与する環境微生物の系統解析を実施した。
初めに乳酸コポリマーの微生物生産法を検討し、乳酸分率を制御した培養方法を確立した。得られたコポリマーをフィルム化して環境中での分解を評価するとともに、分解に関与する環境微生物の系統解析を実施した。
- ID情報
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- 課題番号 : 17K00619
- 体系的課題番号 : JP17K00619