論文

2019年3月

プロテスタント教会建築の機能とかたち ルター派とカトリックの比較を中心に

言語文化
  • 岩谷秋美

36
開始ページ
282
終了ページ
302
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)

教会建築の機能とかたちに注目しつつ、プロテスタントの思想がどのように建築へ反映されているか、中世から20世紀までのドイツの作例をとおして考察する。宗教改革により礼拝や聖像に対する態度が変わり、説教や讃美歌が重視されるにともなって、教会建築も、カトリックと様相を違えることになる。特に説教壇や桟敷席が重視された点は教会建築の内装に大きな影響を与え、オルガンや洗礼盤なども含め、さまざまな配置が模索された。

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