MISC

2019年6月

多発性骨髄腫の進展に関わる分子機構とPBKの関与

BIO Clinica
  • 太田 明伸
  • ,
  • 花村 一朗

34
6
開始ページ
648
終了ページ
654
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)北隆館

多発性骨髄腫(Multiple myeloma、以下MM)は、形質細胞性の難治性血液腫瘍である。近年の相次ぐ新薬の導入により、MMの治療成績には著しい改善がみられるが依然として治癒に至る例は少ない。その最大の障壁はMM細胞の悪性化である。我々は、最近MMの新規予後不良因子であるPDZ Binding Kinase(PBK)を見出した。本稿では、我々のデータを含めてMM悪性化に関わるこれまでの知見を概説する。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0919-8237
  • 医中誌Web ID : 2019275897

エクスポート
BibTeX RIS