逆井聡人 (Akito Sakasai) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻准教授

学位: 博士(2016年5月東京大学)

J-GLOBAL ID: 201601013320790644
researchmap会員ID: B000265779

外部リンク: http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/staff/ap/sakasai.html

研究キーワード

6

研究分野

1

人文・社会 / 日本文学 / 戦後文化史

経歴

5

2021年4月 - 現在

東京大学, 大学院総合文化研究科言語情報科学専攻, 准教授
2019年4月 - 2021年3月

東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師
2017年2月 - 2019年3月

東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 特任講師
2016年9月 - 2017年1月

成蹊大学, アジア太平洋研究センター, 特別研究員
2015年9月 - 2016年6月

ハーバード大学, 歴史学部, 客員研究員

学歴

3

2010年4月 - 2015年8月

東京大学大学院, 総合文化研究科, 言語情報科学専攻博士課程
2008年4月 - 2010年3月

東京大学大学院, 総合文化研究科, 言語情報科学専攻修士課程
2004年4月 - 2008年3月

早稲田大学, 国際教養学部

委員歴

2

2020年4月 - 現在

昭和文学会, 幹事
2017年7月 - 2019年6月

昭和文学会, 会務委員

受賞

2

2015年8月

フルブライト奨学金, 大学院博士論文研究プログラム, 日米教育委員会/IIE

逆井聡人
2015年7月

学術研究奨励金, 三島海雲記念財団

逆井聡人

論文

16

金子光晴と大虐殺の記憶 : 「東京哀惜詩篇」から「東京哀傷詩篇」へ—総特集関東大震災100年

逆井聡人

現代思想 51(10) 88-100 2023年9月招待有り
「ネイティブ幻想」と「コミュニケーション英語」を乗り越える—高校歴史教育

逆井聡人

思想 (1188) 213-222 2023年4月招待有り
隔離と居場所をめぐる詩―病者への嫌悪に抗う

逆井聡人

횡단인문학／横断人文学 (12) 135-157 2022年10月査読有り招待有り
〈ポスト・ヒューマン〉から抵抗の現場を構想する─ 許南麒「火縄銃のうた」を例に ─

逆井聡人

일본학보 / 日本學報 125 51-69 2020年11月30日査読有り招待有り
ミンジン・リー『パチンコ』(原著) : 構造的差別との闘いと翻訳の時差について : 在日・コロナ・#BLM

逆井聡人

現代思想 48(11) 2020年9月招待有り
IOM同盟を中心とする街頭ハガキ展、詩歌原稿展および姫路原爆展をめぐる資料の整理と検証

田口麻奈, 逆井聡人, TAGUCHI Mana, SAKASAI Akito

都留文科大学大学院紀要 = Tsuru University Graduate School review 24 1-23 2020年
抵抗のヒロイズムとリベラルの空回り : 『新聞記者』、『主戦場』を通して考える日本の言論状況 (特集コンプライアンス社会)

逆井聡人

現代思想 47(13) 76-84 2019年10月招待有り
考現学と帝国主義 : 今和次郎の視線について (特集考現学とはなにか : 今和次郎から路上観察学、そして〈暮らし〉の時代へ)

逆井聡人

現代思想 47(9) 114-123 2019年7月招待有り
Fight for the Right to Live: Kim Tal-su’s Novels and ‘Third Country National’ Discourse

逆井聡人

Literary Intervention and Political Culture in South Asia 58-71 2018年2月招待有り
戦災復興と闇市 : 『20 年後の東京』と『野良犬』にみる闇市の役割

逆井聡人

言語情報科学 13(13) 85-102 2015年3月1日査読有り
金達寿｢八･一五以後｣における｢異郷｣の空間表象

逆井聡人, SAKASAI Akito

Juncture : 超域的日本文化研究 (5) 66-78 2014年3月査読有り
原罪に代わるもの : 戦後道徳と荒正人 (特集〈戦後〉の可能性 : ｢戦の後｣に留まるために)

逆井聡人

言語態 14 104-117 2014年査読有り
映される焼跡と語られない〈焼跡〉 : 戦後日本映画批評と焼跡表象

逆井聡人

言語情報科学 (12) 181-197 2014年査読有り
Ara Masahito’s Discussion of Dogi (道義) during the Immediate Postwar Period in Japan: Possibilities and Problems

逆井聡人

Philosophy in its Place and Time 2013年1月査読有り
田村泰次郎「肉体の門」論--「新生」の物語と残余としての身体

逆井聡人

言語態 11 91-104 2011年査読有り
宮本百合子「播州平野」をめぐる〈戦後〉の陥穽－朝鮮人表象、そして〈移動〉－

逆井聡人

韓国学のフロンティア (1) 26-41 査読有り

MISC

10

書評坪井秀人編『戦後日本の傷跡』

逆井聡人

昭和文学研究 = Showa literary studies / 昭和文学会編集委員会編 86 239-242 2023年3月
Min Jin Lee’s Pachinko: The Fight Against Structural Racism and the Time-Lag of Translation (Zainichi, COVID, #BLM)

逆井聡人

2022年3月17日
繋ぐこと、繋がること、その〈証＝あかし＝灯〉青森県立美術館「東日本大震災10年あかし testaments」展

逆井聡人

図書新聞 (3527) 8-8 2022年1月22日
書評坪井秀人・宇野田尚哉編著『対抗文化史 : 冷戦期日本の表現と運動』

逆井聡人

比較文学 / 日本比較文学会 [編] 65 62-65 2022年
書評松本和也著『太平洋戦争開戦後の文学場 : 思想戦/社会性/大東亜共栄圏』

逆井聡人

83 229-232 2021年9月
特別掲載鮎川信夫生誕百年近代に〈繫留〉する : 戦後詩に〈正面〉から向き合うこと[田口麻奈『〈空白〉の根底 : 鮎川信夫と日本戦後詩』]

藤井貞和, 田口麻奈, 逆井聡人, 木村朗子, 村上克尚

現代詩手帖 63(11) 56-69 2020年11月
応答―「戦後」に捉われない語り方の方へ―

逆井聡人, サカサイアキト, SAKASAI Akito

Quadrante : クァドランテ : 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌 (22) 89-96 2020年3月31日
CPASセミナー開催報告記

逆井聡人

アメリカ太平洋研究 = Pacific and American studies 179-201 2020年3月
逆井聡人著『〈焼跡〉の戦後空間論』

逆井聡人, サカサイアキト, SAKASAI Akito

総合文化研究 (Trans-Cultural Studies) (22) 180-180 2019年2月15日
金哲著、渡辺直紀訳『植民地の腹話術師たち』書評会傍聴記 (特集書評コロキアム : 金哲著、渡辺直紀訳『植民地の腹話術師たち : 朝鮮の近代小説を読む』)

逆井聡人, サカサイアキト, SAKASAI Akito

Quadrante : Areas, cultures and positions = 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌 : クァドランテ (20) 71-73 2018年3月

主要な書籍等出版物

6

「焼跡」の戦後空間論

逆井, 聡人

青弓社 2018年7月 (ISBN: 4787234390)

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講演・口頭発表等

23

近代を〈繋留〉する：戦後詩に〈正面〉から向き合うこと：（書評）田口麻奈『〈空白〉の根底――鮎川信夫と日本戦後詩』

逆井聡人

第95回叙述態研究会 2019年10月
The Image of Illegality: The Political Identity and the Legal Status of Zainichi Koreans in Immediate Postwar Japan,' War and Society in Imperial Japan

逆井聡人

The Empire Studies Initiative 2019年8月招待有り
Comment on Kendall Heitzman’s “Yasuoka Shotaro, Nashville 1960, and the Triangulation of History

逆井聡人

Center for Pacific and American Studies 2019年7月
Forming Political Identity of the Resident Koreans in Japan; Representations of Legal Status in Zainichi Korean Literature in 1950s

逆井聡人

ICLA Annual Conference 2019 2019年7月
Intersectionality and Beyond: The Politics of the Gendered Body in Imperial Japan

逆井聡人

ASCJ Conference 2019 2019年6月
Discussion on Postwar Japan

逆井聡人

UCLA Reading Initiative 2019年6月招待有り
著者からの応答

逆井聡人

書評コロキアム：冷戦期東アジアと〈廃墟学〉の射程―逆井聡人『〈焼跡の〉戦後空間論』をめぐって 2019年3月
連累：更新する記録への想像力を獲得すること

逆井聡人

連累する記憶と運動沖縄／朝鮮のあいだから考える 2019年3月
Kim Talsu’s Self-Censorship Between His Zainichi Compatriots and American Occupation Power

逆井聡人

3P Conference: Passing, Posing, Persuasion: Cultural Production and Coloniality in Modern Japan 2019年3月招待有り
From Rubble to Protest: Japan’s Postwar in Literature and Film

逆井聡人

BAJS Conference 2018 2018年9月5日
Yakeato as Parody of the Roman Ruins,’ Trans-Pacific Workshop Annual Conference

逆井聡人

Trans-Pacific Workshop 2018年6月招待有り
Reconstruction Possessed by the Past: Kurosawa’s Stray Dog and Repatriated Soldiers

逆井聡人

The 22nd Asian Studies Conference Japan 2018年6月
Representations of Ruins and the Genesis of Post-war Japan

逆井聡人

International Conference; Mnemonic Solidarity: Colonialism, War, and Genocide in the Global Memory Space 2018年5月招待有り
在日朝鮮人文学と自己検閲：金達寿作品を中心に

逆井聡人

国際検閲ワークショップ 2018年1月招待有り
Between Homeland and Foreign Land: Identifying Self in Kim Tal-su’s Novel during the American Occupation of Japan

逆井聡人

AAS-in-ASIA Conference 2017 2017年6月26日
闇市とレイシズム

逆井聡人

シンポジウム都市としての闇市闇市研究のフロンティア 2016年9月招待有り
Rhetoric of Immorality and Racism in Yami-ichi Evictions in Occupied Japan

逆井聡人

THE BLACK MARKET AS CITY: NEW RESEARCH ON ALTERNATIVE URBAN SPACE IN OCCUPIED JAPAN (1945-52) 2016年3月7日 Princeton University 招待有り
宮本百合子『播州平野』における朝鮮人表象―〈解放〉と〈移動〉の交錯

逆井聡人

『第2回若手研究会』早稲田大学韓国学研究所 2014年5月招待有り
Ara Masahito’s Discussion of Dogi during the Immediate Postwar Period in Japan: Possibilities and Problems

The 7th BESETO Conference of Philosophy 2013年1月
満州の都市計画と戦災復興計画

逆井聡人

シンポジウム〈越境〉を問いなおす―1920〜1950年代東アジアにおける知的生産の連鎖 2012年12月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

4

帝国日本のコロニアルアーカイブズと屑本アーカイブズの抗争と知の再構築に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業国際共同研究加速基金(海外連携研究) 2023年9月 - 2027年3月

高榮蘭, 逆井聡人, 金景彩, 金ヨンロン, 堀井一摩, キムウネ
「抵抗詩人」の自己像と歴史化の再検討ーー金子光晴・山之口貘・許南麒と戦後詩壇

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2021年4月 - 2025年3月

逆井聡人
文学と法のグラマトロジー：日本語文学と法・制度の境界横断を中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月

SEN RAJLAKHI, 棚村政行, 加藤百合, 逆井聡人, 本澤巳代子, 佐伯順子, 姚紅, 金ヨンロン, マクナイトアン
冷戦期日本における文化と移動：在日朝鮮人文学を中心に

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究若手研究 2018年4月 - 2021年3月

逆井聡人

社会貢献活動

3

「標点首相交代と言論の行方」

取材協力

『長崎新聞』『中國新聞』『沖縄タイムズ』他（共同通信社） 2020年9月 - 2020年9月
逆井聡人×石榑督和〈焼跡〉と〈闇市〉の中の文学と建築

パネリスト

Tokyo Little House 2019年2月19日 - 2019年2月19日
戦後ゼロ年東京ブラックホール

取材協力, 情報提供

NHK NHKスペシャル 2017年8月20日

メディア報道

1

津田大介「論壇時評未来世代との連帯「凡庸な抵抗」が解決策生む」

朝日新聞 2019年10月