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査読有り 筆頭著者
2019年10月

小児後頭蓋窩開頭術後の疼痛および偽性斜頸に対する芍薬甘草湯の使用経験

脳神経外科と漢方
  • 秋山 理
  • ,
  • 原田 佳尚
  • ,
  • 鈴木 まりお
  • ,
  • 近藤 聡英
  • ,
  • 新井 一

5
開始ページ
19
終了ページ
23
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本脳神経外科漢方医学会

後頭蓋窩開頭手術では後頭筋群の切離が必要なため、術後に頭痛や創部痛の他、首の回旋などによる体動痛が生じる。小児例で疼痛を回避する姿勢から偽性斜頸を呈する症例を経験することがある。芍薬甘草湯は中枢性鎮痛作用と末梢性筋弛緩作用を有し、これらの薬理学的機序から術後疼痛と頸部運動の改善が期待される。本研究では連続14例の小児後頭蓋窩開頭術後の疼痛および斜頸に対して芍薬甘草湯の使用経験を報告する。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 2189-5562
  • 医中誌Web ID : TB06460004

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