論文

査読有り
2001年3月

核融合装置の水リーク探知技術開発用模擬リーク試験体の試作

真空
  • 廣木 成治
  • ,
  • 丹澤 貞光
  • ,
  • 新井 貴
  • ,
  • 阿部 哲也
  • ,
  • 清水 克祐*
  • ,
  • 仲谷 潤之介*
  • ,
  • 栗林 志頭真*

44
3
開始ページ
終了ページ
329
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3131/jvsj.44.326

核融合装置の真空容器内水冷機器(ブランケットやダイバータ等)や、二重壁構造の水冷式真空容器内にもし、水の漏洩(リーク)が生じた場合の新しい水リーク探知手法として、われわれはプローブガスを冷却水に溶解させ、水を流したまま水リーク探知ができる新しい方法を検討している。今回、その方法の原理実証試験を行うための模擬リーク試験体を試作した。同試験体では、プローブガスにクリプトンを使用する。模擬リークとしては、ニードル弁タイプのリーク弁を水循環系の3箇所に取付け、氷結しないようにヒーターで加熱する。このリーク弁を真空容器につなぎ、真空容器内に流入するクリプトンを四極子質量分析計で検出する。そして、クリプトンを溶解させてからそれを検出するまでの時間差を解析して、大まかなリーク箇所を特定できると考えている。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3131/jvsj.44.326
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?8470
ID情報
  • DOI : 10.3131/jvsj.44.326

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