2010年 - 2015年
時間反転対称性を破る超伝導体の新奇界面現象
文部科学省 科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型)) 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 課題番号
- 22103002
- 体系的課題番号
- JP22103002
- 担当区分
- 研究分担者
- 配分額
-
- (総額)
- 180,180,000円
- (直接経費)
- 138,600,000円
- (間接経費)
- 41,580,000円
- 資金種別
- 競争的資金
時間反転対称性を破る超伝導体でのトポロジカル量子現象、特にその新奇界面現象について、ルテニウム酸化物Sr2RuO4、および、従来型超伝導体・強磁性体のハイブリッド構造で研究を進めた。
そして、スピン三重項超伝導ならではの半整数磁束量子を観測し、軌道部分の時間反転対称性が破れた「カイラル超伝導」特有の界面状態も観測した。また、超伝導一次相転移など、超伝導対称性の完全理解のための重要事実を積み上げた。さらにトポロジカル超伝導に特有の奇周波数状態の理論を深めて、微小試料で観測する提案を行った。また、奇周波数超伝導の舞台であるSr2RuO4と強磁性薄膜接合系の作製にも成功した。
そして、スピン三重項超伝導ならではの半整数磁束量子を観測し、軌道部分の時間反転対称性が破れた「カイラル超伝導」特有の界面状態も観測した。また、超伝導一次相転移など、超伝導対称性の完全理解のための重要事実を積み上げた。さらにトポロジカル超伝導に特有の奇周波数状態の理論を深めて、微小試料で観測する提案を行った。また、奇周波数超伝導の舞台であるSr2RuO4と強磁性薄膜接合系の作製にも成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 22103002
- 体系的課題番号 : JP22103002