2010年10月
軽水炉使用済燃料中の長寿命核分裂生成物に対する連続エネルギーモンテカルロコードMVPを用いた照射後試験解析
Proceedings of Joint International Conference of 7th Supercomputing in Nuclear Application and 3rd Monte Carlo (SNA + MC 2010) (USB Flash Drive)
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- 記述言語
- 英語
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長寿命核分裂生成核種の正確なインベントリ評価のため、最新の核データに基づき、MVP-BURNコード用の新しい燃焼チェーンモデルと崩壊データを開発した。それらを、$^{79}$Se, $^{99}$Tc, $^{126}$Sn, $^{135}$Csのインベントリ測定を含む3つの照射後試験に適用した。それらの1つは原子力機構が実施した新しい測定である。解析結果から、原子力機構の新しい測定は別の研究所で別の技術で得られた他の照射後試験の結果とよく整合していることが確認できた。また、本計算結果は、$^{79}$Seと$^{135}$Csの実験値と10\%以内で一致することが確認できた。一方、$^{99}$Tcと$^{126}$Snについては、計算に最大50\%の過大評価が見られたが、これらの差異は測定における不溶解残渣の影響又は解析における核分裂収率の誤差の影響と考えられる。