放射性試料中のアクチノイドイオンに対する化学ライブラリーから選択した蛍光性プローブを用いるキャピラリー電気泳動-レーザー励起蛍光検出法
RSC Tokyo International Conference 2017
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- 開催年月日
- 2017年9月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
放射性試料中のアクチノイドイオンを安全かつ簡易に分析する方法を開発するため、キャピラリー電気泳動-レーザー励起蛍光検出法(CE-LIF)の適用性について検討した。本検討では、CE-LIFにおいてアクチノイドイオンの検出に必要となる蛍光プローブを開発し、大環状および非環状の多座配位骨格の蛍光プローブを整備した。アクチノイドのうちウラニルイオンに対しては、4座配位の骨格を有する蛍光プローブを用いることにより、従来のCE法の検出限界(ppmレベル)を大幅に改善したpptレベルの検出限界を達成した。また、実際の放射性廃液試料の分析に適用できることも示した。