2020年6月
茨城県東海・大洗地区における福島第一原子力発電所事故後の環境放射線モニタリングデータの共有と課題検討活動
保健物理(インターネット)
- 巻
- 55
- 号
- 2
- 開始ページ
- 102
- 終了ページ
- 109
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5453/jhps.55.102
2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故以降、茨城県の環境放射線モニタリング結果の一部に上昇が観測された。技術的観点からモニタリングデータの変動等について意見交換する場として、「福島第一原発事故による環境影響検討会」を設置し、4つの原子力事業所からモニタリングデータを収集し、変動傾向, $^{134}$Cs/$^{137}$Cs放射能比等を検討した。本報告では線量率と、降下じん, 表土, カレイ・ヒラメ, 海底土中$^{137}$Csの検討結果について紹介する。また、検討会における課題解決についても紹介する。
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- ID情報
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- DOI : 10.5453/jhps.55.102
- ISSN : 0367-6110