論文

査読有り
2015年10月

ミニチュアコンパクトテンション試験片を用いたマスターカーブ法による原子炉圧力容器鋼の破壊靭性評価

Journal of Pressure Vessel Technology
  • 飛田 徹
  • ,
  • 西山 裕孝
  • ,
  • 大津 拓与
  • ,
  • 宇田川 誠
  • ,
  • 勝山 仁哉
  • ,
  • 鬼沢 邦雄

137
5
開始ページ
051405\_1
終了ページ
051405\_8
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1115/1.4029428

ミニチュアコンパクトテンション(0.16T-CT)試験片のマスターカーブ法による破壊靭性評価への適用性を明らかにするため、0.16インチから1インチまでの板厚・形状の異なる数種類の試験片(0.16T-CT, PCCv, 0.4T-CT, 1T-CT)を用いて破壊靱性試験を行った。不純物含有量、靱性レベルが異なる5種類の原子炉圧力容器鋼に対して、0.16T-CTを用いて評価した破壊靱性参照温度($T_{o}$)は、1T-CTその他板厚の試験片と良い一致を示した。また、1インチ相当に補正した0.16T-CT試験片の破壊靭性値のばらつきの大きさ及び負荷速度依存性も同等であった。さらに、0.16T-CT試験片を用いて$T_{o}$を評価する場合の最適な試験温度に関し、シャルピー遷移温度を元にした設定法について提案を行った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1115/1.4029428
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5048697
ID情報
  • DOI : 10.1115/1.4029428
  • ISSN : 0094-9930

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