2012年4月 - 2015年3月
発展途上国の農村開発研究への地理学的アプローチ:貧困削減と環境保全の両立に向けて
日本学術振興会 基盤研究(C)
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経済学が主導してきた発展途上国の開発研究に人文地理学が建設的に貢献する方法を探究する。特に、農村開発への地理学的アプローチを提案する。人文地理学の人間と環境の関係を伝統的に分析してきた経験を活用し、サブ・ディシプリンである農村地理学、農業地理学、経済地理学、ポリティカル・エコロジー(環境の政治経済学)及び開発地理学を融合することによって、より多くの貧困層が生活する農村部において貧困削減と環境保全の両立のために用いる、農村分析のフレームワークを構築する。