PWRで照射された原子炉圧力容器鋼の微細組織分析,1; 三次元アトムプローブを用いた溶質原子クラスタ分析
日本原子力学会2019年秋の大会
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- 開催年月日
- 2019年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 富山
- 国・地域
- 日本
国内PWRおよび試験炉で照射された材料に対して三次元アトムプローブを用いた溶質原子クラスタ分析を行った。Cu及びSiの含有量に着目し、溶質原子クラスタの数密度, 大きさ, 組成への影響について評価した。低Cu材ではSi含有量が高いほどクラスタの数密度が大きいことが示された。また、クラスタ中のCuとSi原子数は、鋼材の化学成分に依らず一定であり、低Cu材でクラスタに占めるSiの比率が高く、低Cu材においてはクラスタ形成にSiが重要な働きをしていることを示した。