2017年7月
試験成績・研究成果 北海道のトマト栽培ハウスにおける牛糞堆肥の連用効果
北農
- ,
- 巻
- 84
- 号
- 3
- 開始ページ
- 252
- 終了ページ
- 260
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 北海道農事試驗場北農會
北海道のトマト栽培ハウスにおいて牛糞尿由来堆肥を4t/10a連用すると,土壌の容積重と硬度が低下したが,そこに上乗せして8t/10aを5年間連用しても上乗せ分に見合う効果が現れなかった。窒素収支からみても,1年当たりの堆肥施用量は4t/10a程度が適当と考えた。トマトの初期生育から見て,連用4~5年目頃には堆肥4t/10aにつき5kg/10aの基肥窒素を削減することが可能になり,規格内収量から見て,連用15~16年目には堆肥4t/10aにつき追肥窒素を10kg/10a削減することが可能であった。このときの窒素施肥の削減量は堆肥に含まれる窒素の約90%に相当した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40021274689
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00348744
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/028400882
- URL
- https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010912387 本文へのリンクあり
- ID情報
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- ISSN : 0018-3490
- CiNii Articles ID : 40021274689
- CiNii Books ID : AN00348744