共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年6月 - 2020年3月

新規感染指向性の獲得に向けたアデノ随伴ウイルスキャプシド構造の改変

日本学術振興会  科学研究費助成事業  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
17K19451
体系的課題番号
JP17K19451
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
6,370,000円
(直接経費)
4,900,000円
(間接経費)
1,470,000円
資金種別
競争的資金

様々なキャプシドを用いたハイブリッドウイルスベクター粒子(AAV2/X)では、脳部位や神経細胞種によって導入効率が大きく変わることを突き止めた。また、ウイルス粒子表面から外に突き出しているspikeのアミノ酸を置換することで、感染性を100~1000倍程度に減少させることに成功した。これらの成果を反映した新規ウイルスを作成し、マウス生体脳で検証を進めたが、非特異感染を完全に抑えることは出来なかった。より特異性の高い感染を実現する為には、ウイルスベクターの感染性をさらに抑える必要がある事が判明した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K19451
ID情報
  • 課題番号 : 17K19451
  • 体系的課題番号 : JP17K19451