2008年5月16日
ガウス過程を用いる非線形エコーキャンセラの提案(一般,自律・分散・協調システム,一般)
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
- ,
- 巻
- 108
- 号
- 54
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 40
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社団法人電子情報通信学会
ガウス過程(GP)とは,ランダム変数の集合であり,どの有限個をとってもそのどれもが同時ガウス分布に従う,というものである.このとき,予測分布は期待値関数とカーネル関数(共分散関数)の2つの関数によって特定される.学習データ,新しい入力データ,教師データから出力値を推定するため,入力信号の有色性や非定常性による収束速度への影響を受けにくいのではないかと考えられる.ガウス過程では,パラメータがガウス分布に従うと仮定している.本稿では,線形エコーパス,及び非線形エコーパスがガウス分布に従うことを確認し,ガウス過程を用いた非線形エコーキャンセラを提案する.また,有色の入力に対してエコーを消去できることを確認するため,入力信号として,白色信号を用いた場合と定常有色信号を用いた場合におけるERLEの収束特性を比較する.線形部に関してガウス過程を用いることで定常有色信号に対して白色信号を入力した場合同様の収束速度となることを確認した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006881079
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006881079
- CiNii Books ID : AN10091178