MISC

2019年11月

犬の骨髄異形成症候群の1症例におけるDNAメチル化阻害薬(アザシチジン)による試験的治療

動物臨床医学会年次大会プロシーディング
  • 武者 栞
  • ,
  • 大参 亜紀
  • ,
  • 横井 史花
  • ,
  • 坪井 誠也
  • ,
  • チェンバーズ・ジェームズ
  • ,
  • 内田 和幸
  • ,
  • 富安 博隆
  • ,
  • 後藤 裕子[越野]
  • ,
  • 大野 耕一
  • ,
  • 辻本 元

40回
2
開始ページ
23
終了ページ
24
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
動物臨床医学会

12歳のミニチュアダックスフンドが非再生性貧血を主訴に来院した。骨髄検査により骨髄異形成症候群(Myelodysplastic syndromes:MDS)と診断し、プレドニゾロンやシクロスポリンによる免疫抑制療法を実施したが、貧血の改善は認められなかった。そこで人のMDSの治療薬として承認されているアザシチジンの投与を第147病日より開始したところ、貧血の進行は緩徐となり、輸血間隔の延長とプレドニゾロンの減量が可能となった。第314病日よりアザシチジンを休薬したが、その後も重度の貧血は認められず経過は良好である。(著者抄録)

ID情報
  • 医中誌Web ID : 2020104159

エクスポート
BibTeX RIS