2004年11月
長期療養中の人工呼吸器装着者に対するソーシャルワーク実践の一考察
『医療と福祉』No.76.(日本医療社会事業協会)
- 巻
- 76
- 号
- 開始ページ
- 16-20
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
茨城県内の医療機関に対して、離脱見込みのない人工呼吸器装着者の受け入れに対する質問紙調査をおこなった(受け入れの可否と受け入れる場合の条件について)。その結果と経験した症例の中から学んだことを加味し長期療養におけるソーシャルワーク実践について考察した。その結果、入院期間や差額ベット代などの条件が厳しく、長期療養には社会的不利が大きいこと。しかしながら、2次医療圏ごとには条件付き受け入れ医療はあるので、ソーシャルアクション等によって社会的不利を軽減できる可能性があることを示した。(A4版:5頁)