2006年 - 2008年
パ-キンソン病発症に関する栄養学的要因の日本中国共同研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
中国でパーキンソン病の要因を探る患者対照研究を行った。血中マンガンと血清鉄レベルは、パーキンソン病患者において有意に高かった。血清銅と亜鉛、各令属の食物からの摂取量、血清ビタミンEとB12、各種ビタミン摂取量、各種アミノ酸摂取量の比較では有意な差は認められなかった。血中マンガンおよび鉄の濃度上昇は、飲料水あるいは大気汚染の影響も考えられ、パーキンソン病発症と関係していることが示唆された。
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- 課題番号 : 18590563
- 体系的課題番号 : JP18590563