論文

査読有り
2009年5月

EMF法によるAm$_{0.5}$Pu$_{0.5}$O$_{2-x}$の酸素ポテンシャル測定

Journal of Nuclear Materials
  • 音部 治幹
  • ,
  • 赤堀 光雄
  • ,
  • 荒井 康夫

389
1
開始ページ
68
終了ページ
71
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1016/j.jnucmat.2009.01.009

Am$_{0.5}$Pu$_{0.5}$O$_{2-x}$の酸素ポテンシャルの酸素不定比組成({\it x})と温度依存性をEMF法で明らかにした。Am$_{0.5}$Pu$_{0.5}$O$_{2-x}$の{\it x}は、1333Kで0.02$<$ {\it x} $\leq$ 0.25の範囲でクーロン滴定法により変化させた。酸素ポテンシャルの温度依存性は、温度領域1173$\sim$1333Kで測定した。1333Kでは、酸素ポテンシャルは、{\it x}が0.021から0.22まで増加したとき、-80から-360kJmol$^{-1}$まで減少し、{\it x}が0.23付近では、-360kJmol$^{-1}$でほとんど一定となった。この結果から、1333Kでは、Am$_{0.5}$Pu$_{0.5}$O$_{2-x}$は、{\it x}が0.021から0.22までは蛍石型単相から構成され、{\it x}が0.23の付近では蛍石型相と(Am,Pu)$_9$O$_{16}$相の混合相から構成されると考えられる。

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DOI
https://doi.org/10.1016/j.jnucmat.2009.01.009
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5015011
ID情報
  • DOI : 10.1016/j.jnucmat.2009.01.009
  • ISSN : 0022-3115

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