2023年3月
低エネルギー領域における大強度負水素イオンビームの縦方向のバンチ形状分布の測定
Physical Review Accelerators and Beams (Internet)
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- 巻
- 26
- 号
- 3
- 開始ページ
- 032802\_1
- 終了ページ
- 032802\_12
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1103/PhysRevAccelBeams.26.032802
バンチシェイプモニター(BSM)はビーム輸送中にある地点での縦方向位相分布を測定して、縦方向ビームチューニングを行う際に有用な装置である。低エネルギー負水素(H$^{-}$)イオンビームの縦方向位相分布を測定するために、大強度ビーム負荷による熱負荷を軽減できるよう2次電子を放出する標的に高配向性グラファイト(HOPG)が採用した。このHOPGターゲットにより、50mA程度の高いピーク電流を持つ3MeV H$^{-}$イオンビームの中心部で縦方向位相分布の測定が可能となった。テストスタンドでHOPG-BSMを用いて縦方向のバンチ幅を測定したところ、ビームシミュレーションと一致した。HOPG-BSMを用いて、ビーム横方向と縦方向の相関測定を実証した。HOPG-BSMを用いて、縦方向Qスキャン法により縦方向Twissとエミッタンスを測定した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.1103/PhysRevAccelBeams.26.032802
- ISSN : 2469-9888