2015年4月 - 2018年3月
クロスズメバチ(地蜂)の巣を原料にして創る新シルク素材の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
繭、シルクと言えばカイコであるが、カイコ以外にも繭を作る昆虫は沢山いる。カイコの繭からは長尺のシルク糸が取れるが、カイコ以外の昆虫が作る繭から長尺糸を取ることは難しい。しかし、繭の使い方は糸を取って繊維利用するだけでなく、フィルム、ゲル、チューブなどのタンパク質素材としても利用できる。スズメバチの仲間であるクロスズメバチも幼虫が蛹になる直前に繭を作る。この繭から糸を取ることが難しいが、タンパク質素材として加工することができれば、新たな天然素材として使うことができるかもしれない。そこで本研究では、クロスズメバチのシルクの素材化に関する研究を行った。結果として素材利用可能であることが分かった。
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- 課題番号 : 15K07803
- 体系的課題番号 : JP15K07803