2019年4月 - 2022年3月
インプラントの生物学的幅経維持に関与する新規ターゲットの同定
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
インプラント治療の普及とともに細菌感染が原因であるインプラント周囲炎が増加しており、その予防法の確立が歯科界の重要な課題である。インプラント周囲上皮の下方増殖による上皮・結合組織の形態変化は生物学的幅径のバランスを崩し骨の吸収につながると考えられている。そこで本研究ではインプラント周囲上皮の下方増殖を制御し、生物学的幅径を維持することで骨の吸収を予防しようとする新しいインプラント周囲炎予防法の確立を目指す。具体的にはインプラント周囲上皮が下方増殖する際の、上皮と結合組織内での上皮増殖関連因子を同定し、上皮と結合組織による動的な組織変化の詳細なメカニズムを明らかにしていく。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K19059
- 体系的課題番号 : JP19K19059