2015年
PACA 国際学校における反転授業を用いた理科の授業改善—「物の溶け方」単元の実践から
日本科学教育学会年会論文集
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- 巻
- 39
- 号
- 開始ページ
- 432
- 終了ページ
- 433
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14935/jssep.39.0_432
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本科学教育学会
本研究では,「物の溶け方」の単元において,反転授業の導入が児童の理科に対する関心や学習内容の理解に及ぼす効果について検討する.この目的のために,現在,PACA 国際学校小学部日本語セクションへの継続的で介入的な参加観察を行っている.反転授業では, 動画と説明文からなるデジタル教材を作成し,児童にそれを用いた基本的な学習を授業前に行わせ, 対面授業では発展的課題や実験に取り組ませる.授業を実施した児童4 名とその保護者4 名への聞き取り調査の結果,(1)反転授業の形態が言語に問題のある子どもの学びを支援したこと, (2)デジタル教材の利用が自己学習の学習スタイルをつくる一助になったことが明らかになった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14935/jssep.39.0_432
- ISSN : 2186-3628
- eISSN : 2433-2925
- CiNii Articles ID : 130007430639
- CiNii Research ID : 1390564238003805824