共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2016年3月

過度の紫外線対策とアレルギー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
25350044
体系的課題番号
JP25350044
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

我が国の若い女性では、日焼けを極端に避ける生活や痩せ願望による不適切な食事等、ビタミンD不足条件が揃っている。我々は実際に、妊婦においてビタミンD不足が深刻であり、ビタミンD不足が妊婦のアレルギー様症状のリスク因子になっていること、ビタミンD不足群では黄砂・花粉時のアレルギー症状発現リスクが高いことを示した。
周産期は児にも重要な時である。今後は、児の健康も考慮に入れた妊娠期の最適ビタミンD濃度を探る必要がある。
なお、出生後の児の日光浴頻度は、母親の日光浴への考え方でなく、元々母親が屋外に出る頻度と強い関連があった。社会として、日常生活の中で自然に日光を浴びる時間をもつことが重要と思われる。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25350044/25350044seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25350044
ID情報
  • 課題番号 : 25350044
  • 体系的課題番号 : JP25350044