2013年4月 - 2016年3月
過度の紫外線対策とアレルギー
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
我が国の若い女性では、日焼けを極端に避ける生活や痩せ願望による不適切な食事等、ビタミンD不足条件が揃っている。我々は実際に、妊婦においてビタミンD不足が深刻であり、ビタミンD不足が妊婦のアレルギー様症状のリスク因子になっていること、ビタミンD不足群では黄砂・花粉時のアレルギー症状発現リスクが高いことを示した。
周産期は児にも重要な時である。今後は、児の健康も考慮に入れた妊娠期の最適ビタミンD濃度を探る必要がある。
なお、出生後の児の日光浴頻度は、母親の日光浴への考え方でなく、元々母親が屋外に出る頻度と強い関連があった。社会として、日常生活の中で自然に日光を浴びる時間をもつことが重要と思われる。
周産期は児にも重要な時である。今後は、児の健康も考慮に入れた妊娠期の最適ビタミンD濃度を探る必要がある。
なお、出生後の児の日光浴頻度は、母親の日光浴への考え方でなく、元々母親が屋外に出る頻度と強い関連があった。社会として、日常生活の中で自然に日光を浴びる時間をもつことが重要と思われる。
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- ID情報
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- 課題番号 : 25350044
- 体系的課題番号 : JP25350044