共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2017年3月

有価証券報告書における定性情報に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
26870756
体系的課題番号
JP26870756
配分額
(総額)
2,340,000円
(直接経費)
1,800,000円
(間接経費)
540,000円

本研究の目的は有価証券報告書に記載される定性情報を分析対象とし,その開示実態や経済効果を実証的に検証することであった。分析対象は東証一部上場企業とし,分析期間は2004年3月期から2014年12月期までとした。分析に用いた定性情報は有価証券報告書の事業の状況に記載される「財政状態,経営成績およびキャッシュフローの分析(MD&A)」である。分析の結果,日本企業の開示しているMD&A情報は開示量は平均値でみた場合には大きく変化していないが,最大値は2012年をピークに低下する傾向にあるということが明らかになった。またMD&A情報を用いたスコアと業績予想などとの関連が明らかになった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26870756
ID情報
  • 課題番号 : 26870756
  • 体系的課題番号 : JP26870756