ガウス過程回帰を用いた核データの生成
IAEA Consultancy Meeting on Machine Learning for Nuclear Data
- 開催年月日
- 2020年12月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- オーストリア
発表者は、ガウス過程回帰を用いて、核データを生成する手法を開発した[1]。本手法は機械学習における教師あり学習法の一つであり、測定データを訓練データとみなして核データを生成する。カーネル関数および超パラメータの設定のみで、ノンパラメトリックな手法を用いて回帰を行うことができ、過学習の影響を受けにくいといった特長を有する。さらに、ベイズ推論を基にしているため、任意のエネルギー点における断面積の情報を不確実性を含めて生成することができる。本研究会では、ガウス過程の基礎について講演するとともに、本手法を用いた最新の研究成果および現在進行中の研究内容について報告する。[1] H. Iwamoto, "Generation of nuclear data using Gaussian process regression", Journal of Nuclear Science and Technology, 57:8, 932-938 (2020)