2013年4月 - 2016年3月
脂肪組織と骨格筋を制御する膜蛋白同定とメタボリック症候群における病態生理学的意義
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
メタボリック症候群では脂肪組織量と骨格筋量の不均衡(肥満サルコペニア)が生じている。肥満サルコペニアは, 全身のインスリン抵抗性や代謝異常を引き起こす。肥満サルコペニアを改善することはメタボリック症候群を基盤とした2型糖尿病をはじめとした様々な疾患の治療や発症抑制に効果があり, 国民の健康維持, 増進に有用であると考えられる。我々は、肥満サルコペニアによる全身のインスリン抵抗性発症に関与している可能性がある新規蛋白としてTmem97 (Transmembrane protein 97)を同定した。今後、Tmem97のインスリン抵抗性発症機序の詳細について検討していく。
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- 課題番号 : 25461354
- 体系的課題番号 : JP25461354