2012年4月 - 2014年3月
腫瘍環境下の内皮細胞におけるNFATcによる転写活性化機構
日本学術振興会 科研費 若手研究(B) 若手研究(B)
腫瘍環境下の内皮細胞におけるNFATcを介した転写活性化機構を明らかにすることを目的とし、DNAマイクロアレイ、ChIP-seqによる標的遺伝子の網羅的探索、NFATc結合配列を組み込んだlacZ発現トランスジェニックマウスの作成、解析を行った。NFATcが転写を直接誘導する標的遺伝子として、ケモカイン受容体CXCR7、RhoGTPase RND1が同定され、VEGFを介した血管新生調節において重要な役割を果たすことが明らかになった。また、in vivoにおける種々の血管内皮細胞で、NFATを介したプロモータ活性は炎症刺激にて上昇することが認められた。
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- 課題番号 : 24700969
- 体系的課題番号 : JP24700969