論文

査読有り
2011年12月

Glycogen synthase kinase-3β(GSK3B)-50T/C・-1727A/T遺伝子多型とアルコール依存症患者との相関研究

日本アルコール・薬物医学会雑誌
  • 吉原 英児
  • ,
  • 青木 淳
  • ,
  • 栗原 晃平
  • ,
  • 沼尻 真貴
  • ,
  • 岩橋 和彦

46
6
開始ページ
570
終了ページ
575
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本アルコール・アディクション医学会

躁うつ病の一症状として出現しやすいアルコール依存症患者を対象に、そのアルコール依存形成の原因解明の一助として、躁うつ病に関連するGSK3B-50T/C(rs334558)および-1727A/T(rs3755557)遺伝子多型の出現頻度と依存との相関について調査した。DSM-IVの診断基準に従いアルコール依存症と診断した47例およびアルコール依存症の病歴または家族歴のない健常者71例を対象とした。アルコール依存症患者群および健常者群における両多型の遺伝子型頻度はHardy-Weinberg平衡であった。アルコール依存症患者群と健常者群の間において-50T/Cおよび-1727A/Tの遺伝子型頻度に差はみられなかった。また、両群間における対立遺伝子頻度についても差はみられなかった。

リンク情報
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https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20120216180005&url=https%3A%2F%2Fwww.ncbi.nlm.nih.gov%2Fpubmed%2F22413565&type=PubMed&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00001_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 1341-8963
  • 医中誌Web ID : 2013012125

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