2018年8月 - 2020年3月
不動産賃貸借における敷金に関する日米の比較法的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
本研究では,ニューヨーク州法の展開,その他の州制定法の状況,3つの統一法の試みを対象に分析を行ってきた。アメリカ法の敷金法制の展開,なかでも,2015年の改正統一住宅用賃貸借法の敷金規定に着目すると,敷金を担保権によって構成すること,及び,返還手続等を詳細に規定することにより,賃貸人と賃借人との利益調整が試みられていることが明らかにされた。本研究は,そうしたアメリカ法を参考に,日本法の敷金法制の在り方を提示している。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K20862
- 体系的課題番号 : JP19K20862
この研究課題の成果一覧
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論文
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早稲田大学大学院法研論集 (171) 109-135 2019年9月
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早稲田大学大学院法研論集 (170) 77-103 2019年6月
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早稲田大学大学院法研論集 (169) 95-123 2019年3月