論文

査読有り
2019年

Situational Leadership(SL)理論を応用し立案したフィジカルアセスメント研修会の教育効果

薬学教育
  • 渡部 俊彦
  • 大河原 雄一
  • 佐藤 厚子
  • 米澤 章彦
  • 薄井 健介
  • 河野 資
  • 鈴木 裕之
  • 林 貴史
  • 諸根 美恵子
  • 小嶋 文良
  • 伊藤 邦郎
  • 高橋 知子
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記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.24489/jjphe.2018-030
出版者・発行元
一般社団法人 日本薬学教育学会

<p>我々は,「薬剤師にフィジカルアセスメントを実践するための能力と自信を修得させる」ことを到達目標とした薬剤師のためのフィジカルアセスメント実技研修会を実施した.研修項目のうち心音,呼吸音,腸音,浮腫,対光反射について教育効果の解析を行ったところ,心音のアセスメント教育では,「アセスメント能力」および「アセスメント能力に対する自己評価」の両方において,十分な教育効果が得られていない結果となった.教育心理学に基づき対応策を検討した結果,「心音アセスメント」に関する教育の改善策として,心音アセスメントの実技研修を実施する前に「心音と心疾患との関係」についての導入講義を行い,受講者がアセスメント能力を模倣しやすい状態にすることが有効と考えられた.また,同様に自身の「アセスメント能力」に「自信」をもたせる方法を検討した結果,修得したアセスメント能力の精度を自己評価できる課題を受講者に課すことが有効であると考察した.</p>

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https://doi.org/10.24489/jjphe.2018-030
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  • DOI : 10.24489/jjphe.2018-030

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