2005年8月31日
【研究ノート】「瀬戸内海の公用通行に関わる情報と播磨室津・名村氏―長崎上使御下向の事例を手掛かりに―」
広島史学研究会『史学研究』
- 巻
- 号
- 249
- 開始ページ
- pp.37
- 終了ページ
- 49
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 広島史学研究会
『地方史研究』第292号(2001年)井上淳《問題提起》では、近世瀬戸内海山陽沿岸の拠点港在勤藩役人(在番役ほか)のあいだで形成された通行情報の交換ルート(「在番ルート」という)について、疑問点を呈しつつ、その補完機能を実証する研究の一環を提示したものである。
具体的には、播磨国姫路藩領の交通拠点である室津の在勤役人が、瀬戸内海路をめぐる情報ルートと大坂留守居~藩庁船奉行所間の情報ルートとを結びつける役割を担っていたことを説明した。
具体的には、播磨国姫路藩領の交通拠点である室津の在勤役人が、瀬戸内海路をめぐる情報ルートと大坂留守居~藩庁船奉行所間の情報ルートとを結びつける役割を担っていたことを説明した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0386-9342
- CiNii Articles ID : 120001031683
- CiNii Books ID : AN00100206