2009年11月
小児心臓ECMOにおける危険因子に関する検討
膜型肺
- 巻
- 号
- 32
- 開始ページ
- 43
- 終了ページ
- 46
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 膜型人工肺研究会
1997年1月から2008年5月に実施された3100例の先天性心疾患手術症例の内、術後にExtracorporeal Membrane Oxygenation(ECMO)を導入した54例を生存群(20例)と非生存群(34例)に分け、月齢、身長、体重、体表面積、ECMO灌流量、ECMO補助期間、心臓手術中の体外循環時間、大動脈遮断時間を比較検討した。更に、ECMO補助期間についてNorwood手術後症例とその他の群、単心室形態症例群と両心室形態症例群において、生存群と非生存群に分けて多重比較による追加検討を行った。小児心臓ECMOに対する危険因子を分析した結果、低体重・低年齢の身体の小さな患者、ECMO導入期間、Norwood術後、単心室形態を持つ症例がECMO離脱困難症例であった。
- ID情報
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- ISSN : 0917-1363
- 医中誌Web ID : 2010074486