2010年4月 - 2014年3月
集学的治療を受ける食道がん患者に対するがんリハビリテーション看護プログラムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
食道切除術後の回復過程において補助療法を受けた患者の術後生活再構築過程を明らかにする目的で、食道がん治療目的で食道切除術を受け退院後6ヶ月以上経過し,術後補助療法が終了している外来通院中の患者22名である.外来受診時に半構成的面接を行い,修正版グランデッド・セオリー・アプローチの手法を用いて分析した.その結果,食道切除術後の回復過程において術後補助療法を受けた患者の術後生活再構築過程は≪生活圏の狭小化≫及び≪命と引き替えに生活圏の狭小化を受け入れ自分流の暮らし方を獲得する≫をコアカテゴリーとする過程として説明できた.
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- 課題番号 : 22592444
- 体系的課題番号 : JP22592444