MISC

2005年7月

軽度二次性副甲状腺機能亢進症患者における活性型ビタミンD静注治療戦略 マキサカルシトールとカルシトリオールの比較

腎と骨代謝
  • 下条 文武
  • 青池 郁夫
  • 青柳 春樹
  • 青柳 竜治
  • 荒川 正昭
  • 五十嵐 仁
  • 井口 清太郎
  • 伊藤 由美
  • 岩淵 洋一
  • 惠 以盛
  • 大澤 豊
  • 大林 弘明
  • 大原 一彦
  • 大森 健太郎
  • 大森 伯
  • 大矢 薫
  • 岡島 英雄
  • 岡田 雅美
  • 小川 麻
  • 小山 裕子
  • 笠井 明男
  • 風間 順一郎
  • 片桐 正則
  • 上村 旭
  • 亀田 茂美
  • 柄沢 良
  • 河内 衛
  • 川嶋 紳史
  • 菊地 博
  • 甲田 豊
  • 斉藤 隆生
  • 酒井 信治
  • 坂井 勇仁
  • 阪田 郁
  • 桜井 信行
  • 佐藤 文則
  • 島田 久基
  • 霜鳥 孝
  • 鈴木 文孝
  • 鈴木 正司
  • 鈴木 靖
  • 高江洲 義滋
  • 高田 琢磨
  • 高橋 幸雄
  • 高橋 直生
  • 田崎 和之
  • 長 賢治
  • 中山 均
  • 成田 一衛
  • 西 慎一
  • 長谷川 伸
  • 濱 ひとみ
  • 樋口 昇
  • 平沢 由平
  • 広瀬 慎太郎
  • 深川 光俊
  • 本間 則行
  • 丸山 資郎
  • 丸山 弘樹
  • 三浦 義昭
  • 宮村 祥二
  • 矢田 省吾
  • 山崎 肇
  • 山本 卓
  • 横田 さおり
  • 吉田 和清
  • 湯浅 保子
  • 若杉 三奈子
  • 渡辺 卓
  • 新潟透析合併症研究会
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18
3
開始ページ
249
終了ページ
254
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)日本メディカルセンター

軽度二次性副甲状腺機能亢進症に対する静注活性型ビタミンD製剤の治療指針にはコンセンサスがない.92人の血漿intact PTH<300pg/mlの軽度二次性副甲状腺機能亢進症合併透析者がマキサカルシトール2.5μg×3回/週,マキサカルシトール10柊g×1回/週,カルシトリオール0.5μg×2回/週,カルシトリオール1.0μg×1回/週のいずれかのプロトコールに割り付けられ,特別な副作用がなくintact PTH>300pg/mlとなるまでの期間を観察した.マキサカルシトール10μg×1回/週群の維持期間はマキサカルシトール2.5μg×3回/週群に比較して有意に短かった(p<.05)が,カルシトリオール0.5μg×2回/週群とカルシトリオール1.0μg×1回/週群の維持期間に有意差は認められなかった.この結果は両者の血中半減期の違いによって生じるものと思われる.今後は副作用出現頻度も勘案し,活性型ビタミンD静注治療のもっとも好ましいプロトコールを確立させる必要がある(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0914-5265
  • 医中誌Web ID : 2005187498

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