2008年 - 2010年
ホウレンソウ低シュウ酸突然変異系統の生態反応特性に関する栽培学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
ホウレンソウは栄養価の高い野菜であるが、葉に多くのシュウ酸塩を含み、人体内でカルシウムと化合して結石の原因になるとされる。本研究では、突然変異により低シュウ酸系統を育成し、その低シュウ酸形質が単一の劣性遺伝子関与であることを明らかにした。当初育成された低シュウ酸系統は、生育が弱く、長日下で早期に抽苔し春季の栽培には適さなかったが、晩抽性品種との交雑と選抜により、晩抽性で生育の旺盛な低シュウ酸系統を育成した。
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- 課題番号 : 20580028
- 体系的課題番号 : JP20580028