2018年10月6日
「使う」について考える-中動態と哲学
- 役割
- 講師
- 種別
- セミナー・ワークショップ
- 主催者・責任者
- 朝日カルチャーセンター芦屋教室
古代の言語には能動態とも受動態とも異なる中動態というカテゴリーが存在していました。今回の講座では中動態を紹介しつつ、そこから古代の哲学について考えたいと思います。主として取り上げるのは「使用」という概念です。つまり「使う」ということですが、何の変哲もないように思えるこの言葉には非常に興味深い哲学的含意があります。「使う」を通じて、人間主体について考えます。次の参考文献にあらかじめ目を通しておいていただくと、理解がより深まると思います。ただし参考文献読了は受講条件ではありません。
・國分功一郎『中動態の世界──意志と責任の考古学』医学書院
・ジョルジオ・アガンベン『身体の使用』みすず書房
・プラトン「アルキビアデス」、『アルキビアデス クレイトポン』講談社学術文庫
・國分功一郎『中動態の世界──意志と責任の考古学』医学書院
・ジョルジオ・アガンベン『身体の使用』みすず書房
・プラトン「アルキビアデス」、『アルキビアデス クレイトポン』講談社学術文庫
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