MISC

2010年2月22日

SAML連携を用いてロケーションプライバシを守るeduroamアカウント利用方式

電子情報通信学会技術研究報告
  • 古村隆明
  • ,
  • 岡部寿男
  • ,
  • 中村素典

109
438(IA2009 96-125)
開始ページ
153
終了ページ
158
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

eduroamは,802.11b/g等の無線LANで,802.1x認証を利用した国際無線LANローミング基盤で,国内外の数多くの教育研究機関で導入が進んでいる.ローミング時に訪問先機関や国や地域に設置されている複数のradiusサーバにアカウント名を含む認証情報が記録されることで,ロケーションプライバシが侵害される危険性がある.そこで我々は,SAML連携を用いて発行した仮名アカウントでeduroamを利用する手法を提案する.この手法では,平常時は,個人の特定だけでなく利用者の所属組織の特定もできなくなる.また,インシデント発生時などには,radiusサーバとSAML連携組織の情報を合わせることで個人を特定することが可能である.

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002279547378188
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007863136
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11553608
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10648539
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • J-Global ID : 201002279547378188
  • CiNii Articles ID : 110007863136
  • CiNii Books ID : AA11553608

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