2017年
2016年熊本地震の震源近傍の地震被害と震源モデルの構築
土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)
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- 巻
- 73
- 号
- 4
- 開始ページ
- I_970‐I_980(J‐STAGE)
- 終了ページ
- I_980
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejseee.73.I_970
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
2016年熊本地震では2日間に震度7の地震が2度発生するという特徴的な地震であった.地震の活動域は熊本県熊本地方から阿蘇地域,そして大分県の大分・別府地域に広範囲に拡大した.震度7の地震のうち最初のMj6.5の地震は日奈久断層,二番目のMj7.3の地震は布田川断層が起震断層と考えられ,ほぼ従来指摘されていた活断層の周辺で地表変位が確認された.震源近傍では強震動と断層変位に伴う地盤変形に起因すると考えられる構造物の被害が発生した.Mj7.3の地震を対象に被害地域の強震動を再現するための震源モデルを経験的グリーン関数法を用いたフォワードモデリングにより構築した.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscejseee.73.I_970
- ISSN : 2185-4653
- J-Global ID : 201802278867847817
- CiNii Articles ID : 130006088757