2020年7月
核燃料物質使用施設の高経年化対策に係わる安全評価手法の改善策の検討
保全学
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- 巻
- 19
- 号
- 2
- 開始ページ
- 125
- 終了ページ
- 126
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
日本原子力研究開発機構大洗研究所では、高速炉用MOX燃料等の研究開発施設として核燃料物質使用施設(5施設)を有している。全ての施設は約40年以上経過しており、これらを安定的に稼働させるために、平成14年に安全評価手法を構築し、施設の保全活動に取り組んできた。しかしながら、管理する設備機器のなかには、安全評価で課題解消したにも係わらず、その後同様の不具合が再発し、施設の運転に支障をきたしているものがみられた。このため本報では、これら保全活動の実績を分析したうえで、問題点を抽出し、さらなる改善策について検討した結果を報告する。
- ID情報
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- ISSN : 1348-7795