MISC

2013年7月

炉内中継装置の引抜方策の検討に係る調査について; 「もんじゅ」原子炉容器内構造物の観察

JAEA-Technology 2013-014
  • 針替 仁
  • ,
  • 高木 剛彦
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  • 浜野 知治
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  • 中村 省一
  • ,
  • 大場 俊雄
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  • 江橋 政明
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  • 奥田 英一
  • ,
  • 木下 知宣

開始ページ
150
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2013-014

高速増殖原型炉もんじゅにおいて、平成22年8月26日に炉内中継装置(以下「IVTM」という。)本体が原子炉機器輸送ケーシングのグリッパ爪から外れて落下する事象が発生した。その後、IVTM本体の引抜きが「荷重超過」警報の発報により実施できなかったことから、IVTM本体の状況を把握するため、不活性アルゴンガス中にナトリウム蒸気が浮遊する原子炉容器内で観察を行うための観察装置、観察方法等について検討を行い、IVTM本体内側案内管の内面観察とIVTM本体の上部・下部案内管接続部の外面観察を実施することとした。これら観察の結果、案内管接続部で上部案内管下端部が径方向に変形し、燃料出入孔スリーブと干渉することを確認したため、燃料出入孔スリーブと一体で原子炉容器内から引き抜くことを決定した。本報告はIVTM本体を引き抜くために実施した原子炉容器内の観察について、観察装置、観察方法等の検討内容及び結果についてまとめたものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2013-014
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5038369
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2013-014

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