論文

査読有り
2011年9月

PUREXプロセスへの活性アルミナを用いた溶媒洗浄技術の検討

Proceedings in Radiochemistry
  • 荒井 陽一
  • ,
  • 荻野 英樹
  • ,
  • 竹内 正行
  • ,
  • 加瀬 健
  • ,
  • 中島 靖雄

1
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開始ページ
71
終了ページ
74
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1524/rcpr.2011.0028

本研究では、活性アルミナを用いた溶媒洗浄法について調査した。劣化させた30\%TBP/$n$-ドデカンのサンプルは$\gamma$線照射(1.6MGy)により調製した。劣化物はガスクロマトグラフ質量分析により定性分析を実施した。このサンプルを活性アルミナと接触させ、3M HNO$_{3}$との相分離試験によって溶媒劣化物の除去による洗浄効果について検討した。相分離試験は、分液ロート内に両相を加えて振とうし、分散相が界面から消失することにより行った。分析の結果、劣化物としてヘキサン,長鎖アルコール類等が生成することを確認し、また、活性アルミナとの接触により、TBP/$n$-ドデカンの劣化物の約70\%が除去され、相分離特性が改善することを確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1524/rcpr.2011.0028
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5021024
ID情報
  • DOI : 10.1524/rcpr.2011.0028
  • ISSN : 2193-2875

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