2013年4月 - 2016年3月
地震減災と環境負荷低減を実現する丸太杭による既設戸建住宅の液状化対策
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
2011年東北地方太平洋沖地震では広域で液状化が生じ,特に戸建住宅に甚大な被害を及ぼした.発生の逼迫が懸念される首都圏直下,南海トラフの地震は,人口や資産が集中している埋立地や沖積低地が広域に分布した地域が対象であり,戸建住宅の液状化対策は喫緊の課題である 本研究課題は,①CO2吸収・貯蔵効果,②CO2排出削減効果,③林業活性化に貢献,④健全な山の育成に貢献,⑤軽量,加工が容易で狭隘地での施工や現場での融通性が高い,⑥木材を地下水位が高い地盤で利用することで腐朽という木材の短所も克服するといった木材の特徴を検証して,既設戸建住宅の液状化対策法の開発を行った.
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 25282115
- 体系的課題番号 : JP25282115