基本情報

所属
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 客員教授
国際協力機構 国際協力専門員
日本水フォーラム 理事
学位
博士(2010年9月 東京大学)
修士(1988年3月 東京大学)

研究者番号
30831664
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-5606-5036
J-GLOBAL ID
201601006784856315
Researcher ID
D-5560-2013
researchmap会員ID
B000260393

外部リンク

気候変動適応策、防災、水資源管理、インフラ、平和構築、環境分野の国際協力について、研究、援助アプローチやプロジェクトの形成・管理を担当している。これまで世界銀行にて上席防災専門官として「大規模災害から学ぶ:東日本大震災からの教訓」プロジェクトを担当。国土交通省において浜田河川国道事務所長、河川計画課企画専門官等として、河川行政に関わる。アジア開発銀行都市開発専門官、英国クランフィールド大学防災センター研究員等を歴任。

現場で課題に直面しながらも学術的な研究が少ない政策や援助アプローチに関する実証的研究を多く扱っている。研究成果は政策提言に生かし、研修プログラムや現場にて適用し、実装に心がけてきた。研究成果は国連の会議や国際機関との共同セミナー、国際学会等で議論、発表してきたところである。今後もこれまで培われたネットワークを活用し、大学のみならず、市民団体、国際機関、援助機関などと協働して研究成果の実装、実践を目指す。主な研究テーマは

・どうすれば途上国の災害被害を減らせるか?:防災への投資を確保する

・災害格差をなくすには?:ジェンダーや多様性を考慮した災害からの復興、防災

・歴史や文化、社会を踏まえずに水資源は管理できるのか?:水資源管理への社会文化・歴史要因の統合

・日本とアメリカで移転や防災政策を比較すると何がわかるのか?:防災移転や防災投資の資金分担についての日米比較

・誰も取り残さない成長のための水資源管理とは?包摂的、統合的な水資源の管理とガバナンス

・気候変動と紛争のリスクはどのように負の相乗効果が出るのか?気候と紛争の複合リスク

 


研究キーワード

  3

書籍等出版物

  18

論文

  107

MISC

  27

講演・口頭発表等

  39

所属学協会

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2