2014年4月 - 2017年3月
微小量潤滑下での難削材高効率加工用TiB2+α-MoS2コーテッド工具の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
切削加工用コーティング材としてTiB2をベースとしたTiB2‐MoS2複合膜を形成し,室温・無潤滑下における摩擦係数0.1を得ることが可能となった.また,TiB2‐MoS2複合膜の摩擦係数は200℃において0.01以下にまで低下した.200℃における摩擦により摩耗痕は平滑になり,200℃での加熱により複合膜表面でのホウ素の酸化が確認された.これらは摩擦表面でのB2O3の生成・溶融を示唆する結果と考えられる.
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- 課題番号 : 26420058
- 体系的課題番号 : JP26420058