農林水産省DNAバンクでは配列解析用ツールとしてGCG配列解析パッケージが導入されている．GCGで使用できるデータベースはGenBank，EMBL，PIR，SWISS-PROT，Prosite，REBASEであり，これらを用いた数々の解析をおこなうことができる．しかしGCGを使用するには直接コマンド入力が必要なため，コンピュータに不慣れな研究者にとって必ずしも使いやすいものではない．このような背景からGCGメニューその他の周辺システムの開発をすすめ，マニュアルなしで利用することができるシステムを開発，提供している．本マニュアルでは，DNAバンクのサーバへのログインからGCGを利用するためのターミナル設定，GCGの軌道法，GCGMENUの使用法，WWW2GCGの使用法について実例を示しながら説明した．またこのマニュアルはWWWからhttp://www.dna.affrc.go.jp/htdocs/mm/gcgで参照することもできる．