2020年7月 - 2022年3月
巨大蛋白質微粒子を細胞から出芽させ被膜させる方法の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
蛋白質微粒子サブユニットのN末端にNミリストイル化シグナル配列(N-myr)、C末端にレイトドメインをそれぞれ付加し293T細胞に発現させたところ、N-myr及びレイトドメイン依存的に微粒子が膜小胞として細胞外に分泌された。この膜小胞EPN (Enveloped Protein Nanoparticle)を介してOVA抗原をマウス樹状細胞に送達させたところ、CTL活性化能があることがわかった。EPNはCTL活性化能を持つ新しい蛋白質ワクチンとして機能する可能性が示された。
- ID情報
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- 課題番号 : 20K21874
- 体系的課題番号 : JP20K21874