2016年4月 - 2019年3月
生活習慣と排便状況の関係:腸内細菌叢のみえる化による新しい疾病予防の検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
糞便量、形、色、および臭いは、病気、食習慣、腸内細菌叢に関連している。我々は包括的な糞便評価のためのカードを開発し妥当性を検証した。 38人の健康な成人で、カードを用いた便の体積、形態、色、臭いの観察は、重量計、水分計、硬度計、比色計、臭気測定計による客観的評価と比較した結果、糞便の量、形、および色は、多面的な評価カードによる観察で推定できる。また、健康な日本人722名を対象とした横断的研究により、腸内細菌群集構造は、現居住地域、運動習慣、座位時間、睡眠時間、カリウム・色の薄い野菜の摂取量、習慣的な排便頻度や採便当日の糞便の形状・色・量が関連することが明らかとなった。
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- 課題番号 : 16K00944
- 体系的課題番号 : JP16K00944