論文

査読有り
2010年9月

小学校の電流学習における粒子水流模型を用いた授業実践

物理教育
  • 本間 翔志
  • ,
  • 定本 嘉郎

58
3
開始ページ
143
終了ページ
146
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20653/pesj.58.3_143
出版者・発行元
日本物理教育学会

電池の正極から出た電流が,負荷を通って電池の負極に戻るときに減少している等の誤概念を解消するために,粒子水流模型を用いた授業実践を小学校で行った。この実践で,小学生が目視で10秒間の粒子通過数を計測すると2倍程度の誤差が生じた。そのため,赤外線センサを用いて10秒間の粒子通過数をその場計測する装置を自作し,目視による誤差を補正する工夫を行った。その結果,この模型と赤外線計測装置に対する小学生の興味・関心は高く,誤概念を解消し,正しい電流の概念形成に役立つことが明らかとなった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20653/pesj.58.3_143
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007701069
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0021972X
ID情報
  • DOI : 10.20653/pesj.58.3_143
  • ISSN : 0385-6992
  • CiNii Articles ID : 110007701069
  • CiNii Books ID : AN0021972X

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